FAQ よくある質問
貯水タンクに関する質問
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Q.
貯水タンクの内部清掃は定期的に実施する必要があるのですか?
A.貯水タンクの清掃消毒は、年1回以上実施することが水道法で義務付けられています。同時に消毒作業も実行し水質検査を実施することになっています。
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Q.
どこを判断として取替時期としますか?
A.日常の点検業務、維持管理で劣化状態を把握し、特にパネルの亀裂や剥離、異常な膨らみ等を発見した時が取替を具体的に計画する時期になります。設置後15年が取替の目安でしょう。
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Q.
貯水槽(高架水槽)の使用可能推定年数は何年位ですか?
A.設置条件にもよりますが、平均寿命は15年~25年程度です。架台が設置してあり、同時にその付属品も含みます。
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Q.
地震に対して壊れる心配はありますか?
A.阪神・淡路大震災(1995年)の貯水槽被害事例を基に、1996年「建築基準法」が改正されました。
水槽の高さにもよりますが、受水槽は1.0G以上、高架水槽は1.5G以上の水槽であれば壊れる心配は少ないです。
1996年以前の建物については旧耐震基準の可能性が高いため、壊れる心配が大きいです。
増圧ポンプに関する質問
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Q.
増圧給水にしたいのですが、可能でしょうか?
A.3階以上~15階以下(水道の元のメーター75mm以下)のほとんどのマンション(東京都)で増圧給水に変更が可能です。条件によっては高架水槽併用になりますが、受水槽は不要になります。水道局の管轄工事と一緒に行うため、地域の水道登録がされている業者に依頼することが手順になるでしょう。
ポンプに関する質問
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Q.
ポンプから水漏れしているのですが・・・?
A.シャフト(軸)部分からの水漏れであればモーター寿命(絶縁不良)を起こす原因となり寿命が縮みます。当然ベアリングの痛みが早まり、異音が発生します。早めの分解整備が必要です。グランドパッキンからの水漏れの場合、元々パッキンは消耗品でありシャフトの劣化や水の飛び散りにより漏電やサビが発生します。したがって、寿命低下を起こすため分解整備が必要になります。
給水管に関する質問
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Q.
給水管の取替の時期は?
A.給水管の種類により異なりますが取替は15年~20年が目安になります。修繕計画の大枠はこの取替え周期で設定しますが、時期が近づいた時点で一度事前調査を行い、詳しい修繕計画(給水管の種類や工法など)を立てる必要があります。
排水管に関する質問
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Q.
排水管取替の目安はどのくらいですか?
A.排水される水質の違いによって排水管の寿命は異なり、管を全面的に取り替える時期の目安は、一般的に台所系統では15年程度、浴室・洗面所・トイレ系統では30年くらいとされています。トイレの排水は管内に有機物や脂肪分の付着が少ないため、修繕周期を長くとってもいいようです。
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Q.
キッチンシンク流しから異臭がするのですが、何が原因ですか?
A.排水にはトラップという水封があります。水封がきれると臭気がします。また、流し台、ジャバラ接続部に隙間が空いていて臭気がすることもあります。