3月24日は、NPO法人・日本ホスピタリティ推進協会により制定された、ホスピタリティ・デーだそうです。
“思いやり、もてなしといった意味のホスピタリティの精神を広めることが目的。また、思いやりのある社会を築くために、この日を日常生活の中で他人に対して思いやる心をほんの少しでも表す実践の日”とされています。
そもそもホスピタリティとは何なのか?
日本ホスピタリティ推進協会のホームページに書いてありましたので引用します。
『狭義の定義では、人が人に対して行ういわゆる「もてなし」の行動や考え方。接客・接遇の場面でも使われるホスピタリティのことである。主人と客人の間でホスピタリティが行き交うが、それは一方通行のものではなく、主人が客人のために行う行動に対して、それを受ける客人も感謝の気持ちを持ち、客人が喜びを感じていることが主人に伝わることで、共に喜びを共有するという関係が成立することが必要だ。すなわち、ホスピタリティは両者の間に「相互満足」があってこそ成立する。
つまり、主客の両方がお互いに満足し、それによって信頼関係を強め、共に価値を高めていく「共創」がホスピタリティにおける重要なキーワードなのである。』
端的に言えば、ホスピタリティとは、お互いを思いやることであり、立場に寄らず、お互いにより良い関係を築くために必要な考え方だということです。
皆様は、仕事や私生活において、『やってもらうこと、やってあげること』ばかり考えていませんか?
それは、どちらかの一方的な気持ち・コミュニケーションになりがちです。
いち会社員としても、給排水工事における現場内でのやりとりで、あるいは会社内での社員間のやりとりや、お客様とのやりとりで、常にお互いにとってより良いものになるように、ホスピタリティの心をもって、人と付き合っていきたいなと思います。
具体的に、ホスピタリティの心をもって、相手とより良い信頼関係を築く方法を考えました。
感謝の気持ちを言葉や形にして伝えることです。相手の目線になって考え、相手のしてくれたことに気づいて、お返しをすることです。
感謝の気持ちは、思っていても実際にはあまり伝わっていないことが多いと言われています。もっと言葉や形にしましょう。
皆様も、最近を振り返って、相手にしてもらってうれしかったことなどを思い出してみてください。
(思い出せない方。観察力・洞察力もホスピタリティにおいて必要な要素なので、意識していきましょう)
それを、声に出してありがとうと伝え、行動でお返ししてみてください。それがコミュニケーションになり、信頼関係を深め、お互いにとってお互いが、かけがえのない存在になれると思います。
私は、今日だけでなく、日々感謝の気持ちを忘れず、言葉と行動にしていこうと思いました。
※参考 日本ホスピタリティ推進協会 https://hospitality-jhma.org/hospitality/
MH