近年、地球温暖化や資源枯渇などの環境問題が深刻化し、持続可能な社会の実現が求められています。私たち設備改修工事会社もその例外ではなく、環境負荷を低減するための取り組みが重要視されています。設備改修工事の現場における、エコへの取り組みについて何ができるか考えてみました。
1. 3R (Reduce, Reuse, Recycle)
建設現場では、大量の廃棄物が発生します。3Rを推進することで、廃棄物の削減、資源の有効活用、
環境負荷の低減に貢献できます。
具体的には仮設給水管のReduce(プレハブ)工法による廃棄物の発生量の抑制です。
また、型枠や足場材など、繰り返し使用可能な資材の活用も大事です。
2. 省エネルギー化
建設現場では、重機や車両の稼働、照明など、多くのエネルギーが消費されます。
省エネルギー化を進めることで、CO2排出量の削減に繋がります。
• 燃料電池や太陽光発電の導入:弊社ではカラーコーンにソーラーライトを使用しています。
• LED照明の利用:消費電力の少ないLED照明を使用することで、省エネルギー化を図ります。
3. 環境負荷の少ない資材の利用
環境に配慮した資材を使用することで、環境負荷を低減することができます。
• 再生可能な資源である木材を積極的に活用します。
• 再生骨材や再生アスファルトなど、リサイクル材を活用します。
• 低VOC塗料:揮発性有機化合物(VOC)の少ない塗料を使用することで、大気汚染を防止できます。
4. 環境マネジメントシステムの導入
環境マネジメントシステムを導入することで、環境負荷低減に向けた活動を継続的に改善することができます。
弊社ではエコステージ2を取得しています。
建設現場におけるエコへの取り組みは、地球環境の保全だけでなく、
企業イメージの向上、コスト削減にも繋がります。
持続可能な社会の実現に向けて、建設業界全体で積極的に取り組んでいくことが重要であると改めて感じました。
A.O
参考資料 国土交通省:建設リサイクル法
https://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/region/recycle/d03project/d0301/page_030110recyclelaw.htm