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朝礼
2024.09.02

指さし確認(指差喚呼)

皆さんは、指さし確認という言葉をご存知でしょうか。
指さし確認は昔から行われているアナログな手法ですが、ヒューマンエラーの発生率を大幅に下げることが確認されています。
ただし、期待する効果を得るためには、正しく指さし確認を行うことが重要です。
指さし確認の正しい手順は以下の通りです。
①足は肩幅に開き、左手は腰にあてる
②対象物を右手人差し指で指して目でしっかり見る
③呼称項目を唱える
④右手人差し指を右耳元まで振り上げて、本当に良いか(正しいか、合っているか)反芻して確認する
⑤確認出来たら対象物に向かって『ヨシ』と唱えながら、右手人差し指を振り下ろす

指さし確認で期待される効果は以下の通りです。
・指差しを行うことにより正しく確認対象を見ることができる
・声を出すことにより記憶強化と認知力を上げる
・指差しと呼称両方を行うことでより確認対象に意識を集中する
・何もしない場合に比べ指さし確認を行った場合、誤りの発生率が約6分の1以下になるという実験結果がでている

指さし確認を実践して確認の精度を高めてミスを防ぎ、無事故・無災害を目指しながら、お客様所有の建築設備における資産価値の維持・向上に向けて仕事をしていきましょう。

参照:厚生労働省 職場のあんぜんサイト
URL:https://anzeninfo.mhlw.go.jp/yougo/yougo72_1.html

TS