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朝礼 排水管給水管
2024.08.27

安全と責任

日本経済新聞の2024年3月22日に掲載されました、私の履歴書というコラムで、東急株式会社 野本弘文会長が表記の事故の事を振りかえり記事にしていました。

記事内容は
2014年2月15日、川崎市中原区の東急東横線元住吉駅で電車が追突、脱線し、乗客72人が重軽傷を負った事故が発生したというものでした。
当日の事故は電車の車輪が積雪を巻き込み、油などと混じってブレーキパッドに付着したことだと推定されたそうです。列車は大雪に伴ってスピードを制限しながら走行していたそうですが、自動列車制御装置にも異常が無く事故を防げなかったそうです。
その後、再発防止に向けてブレーキパッドを3か月に1回清掃、降雪があった際に運転規制を明確化するなどの取組をなさったそうです。そのなかで野本会長が「責任は果たすもの」であり責任を「取るもの」ではないとコラムの中で発信していました。
起きたことに対して責任を取ることは当然ですが、原因追及を徹底し日頃から事故を発生させない為に対策を実行し責任を果たすことが前提であることを考えさせられました。

私たち給排水衛生設備工事に携わる立場として、日々沢山の危険な作業が輻輳しております。その1つ1つの事象に徹底して危険予知活動を行い、作業現場となる場所に於いて作業関係者全員で対策したことを理解し共有することを徹底していくことが重要であり、私たちの立場での責任を果たす行動だと改めて考えさせられました。

作業関係者全員で安全第一の考え方・環境作りを構築することを再認識し、結果に結びつける行動を取って行きます。


参照 2024年3月22日 日本経済新聞 朝刊
東急会長 野本弘文 私の履歴書(21)事故 より抜粋

MM