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朝礼
2024.05.07

旅行先での勉強

 皆さんコロナ明けで休みの際には、旅行へ行かれると思います

私は休みに浅間山に行き、ガイドツアーに参加してガイドの方に浅間山のことを教えて頂き、学ぶ事ができましたので紹介したいと思います

浅間山とは長野県と群馬県との境にある標高2,568メートル
日本でも有数の活火山になります
天明3年(1783年)に大噴火を起こし、この時発生した大量の溶岩と火山灰が噴出し多くの犠牲者や、水害被害や洪水を起こしました

また大量の火山灰は広範囲に堆積させ遠くは江戸、銚子にまで達し
関東一円に堆積した火山灰は農作物の生育にも影響を及ぼし、天明の大飢餓に拍車をかけた要因にもなりました

現在では2023年3月23日に気象庁から噴火警戒レベル1から噴火警戒レベル2へ引き上げる発表があり
火口付近立入禁止(500m以内規制)から火口周辺2㎞立入禁止になっています
山頂からは噴煙だと思われる煙がみられ、活火山であることがわかりました
(ライブカメラで監視しています。WEBで見ることができます)

当時、噴火後は溶岩が流れ込み冷えて火山岩となり、土がなくなる環境になったそうですが、長い年月をかけてコケの胞子が風に運ばれてきて、土がない環境でコケが生育し、コケに土がたまり、風に運ばれてきた花の種が土に生育して植物が育ったそうです
現在では、立派な赤松や様々な植物が花を咲かせており
壮大な自然や風景を感じることができました


ガイドの方の丁寧でわかりやすい説明を受けなければ、何も考えずに浅間山や火山岩をみていただけでしょう
浅間山の歴史に触れ、現在でも活火山であることを知り
噴火した場合、私たちの生活にも影響が出る事など様々なことを学びました
旅行は大変貴重な経験になり、現地の方と接して学ぶ事が沢山あります

今では当時噴出した大量の火山灰が周辺の良い土壌を生み、広大なキャベツ畑が有名です
年間の雨の量が多く、標高が高く朝と夜との気温差が大きいことで甘くおいしくなり、群馬県はキャベツ生産全国2位です
中でも幻のキャベツ「419キャベツ」があるそうです
とても柔らかく甘いのが特徴で
柔らかい為、割れやすく、傷みやすいので作っている農家が少なくほとんど市場に出回らない事から「幻のキャベツ」と呼ばれているそうです

自然の恩恵に感謝し、群馬県産キャベツを食べてみようと思います

「とね川さぼう」から一部抜粋
https://www.ktr.mlit.go.jp/tonesui/

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