最近暖かい日が続き、まだ4月ですが夏日を知らせるニュースも目にしました。
早い人だと半袖で過ごす人もちらほら見かけますね。
暖かくなり気になりだしたのが、ゴミの匂いです。
料理をよくするようになり気づいたのですが
作る量と買う量を間違えると、食材はよく腐る事、
一人だと1日のゴミの量が少ない為、溜まるまでに生ゴミなどがにおってしまう事など、ゴミの処分、におい問題が気になるようになりました。
先日家に帰った時、キッチンに段ボールに入った生ごみを見つけました。
なんだろうと母に聞いてみると、「生ごみを肥料にしているの。」と。
またおっもしろい事をやっているなあと思い、今回は生ごみを肥料にする「コンポスト」について紹介しようと思います。
コンポストとは、
「生ごみから堆肥を作る事」を言い、日本では一般的に
生ごみを堆肥に変える機械・容器=生ごみ処理器のことを指します。
処理方法は「乾燥式」と「バイオ式」2つの種類に分けられます。
実家で行っている方法は「バイオ式」で、
容器の中で生ごみを微生物によって分解・発酵するやり方で、
時間はかかりますが発酵したゴミが肥料として二次利用できるため、ごみを無駄にしない生活をすることができるというメリットがあります。
母に作り方を聞いてみたので、紹介します。
①野菜の皮や卵の殻を小さめに切る
②不織布のバックへ入れ、ホームセンターで売っている
酵素分解物質(フスマ)を混ぜ2週間、毎日混ぜる様に袋をフリフリする。
③土のようになったら庭の土とまぜる。
良かった事は、
燃えるゴミの日に出すゴミの量が格段に減った事、肥料になった土を混ぜたおかげで家庭菜園の花や野菜の苗が元気に育っている気がする笑
とのことでした。
作り方を見るとかなり簡単で、本当に苗が元気になったのか、それはなぜなのか疑問に思ったのでどのような効果があるのか調べてみました。
野菜では肥料分の新陳代謝のほとんどが、根で行われており、
根は、土壌から栄養素を取り込むだけではなく、土壌に栄養素を放出しているのです。
土壌に放出される栄養素を求め、微生物が野菜の根に集まります。
根に集まった微生物は、反対にもっと根から栄養を取り込みたいため、野菜に栄養を送り込みます。
野菜と微生物は互いに栄養素を交換し合うことで、花や野菜が元気になります。
とのことでした。
毎度ゴミを分別し細かく切る面倒はありますが、家庭レベルでエコな活動をしているという自己満足も感じつつ、実際に苗が元気になる様子がわかるとやりがいがありますよね。
とても面白い挑戦をする母に拍手を送るとともに、
私もゴミの処理について考えてみようかなと思いました。
参照:
https://lfc-compost.jp/about
https://tt-nursery.co.jp/blog/vegetables/microbe/245/
HT