皆さんおはようございます。1912年の今日は、タイタニック号沈没事故が起こった日です。
タイタニック号は、当時世界最大規模の豪華客船で、「絶対に沈まない船」と呼ばれていました。
なぜあんなにも大きな事故になってしまったのか、少し調べてみました。
理由①「豪華な見た目に隠された欠陥」
船体の鉄板を接続する為に、約300万個のリベットを使っていました。
当時は、硫黄などの不純物が多く、低温に弱かったそうです。
氷山の浮かぶような寒いところでは、もろくなっていたはずです。
理由②「焦り」
当時、熾烈なライバル競争を繰り広げていたため、船内の燃料貯蔵庫(石炭庫)で
火災が起きていたにも関わらず、出航を延期させることなくそのまま出発させました。
理由③「警告の無視」
出航後数々の警告を受信していました。担当の船長は、社内で最も経験豊富な船長であり、
タイタニック号が渡る北大西洋は何度も航海していた為、「今までは大丈夫だった」、
「自分なら大丈夫」という過信があったのでは、と言われています。
理由④「救命ボート不足」
本来48捜積載できるのに、20捜しか積まれていませんでした。
乗船者の半分しか乗れないことになります。事故後の対応で混乱が広がり、
多くの人命を失うことになりました。
私たちの給排水設備工事は危険(氷山)がすぐそばにあります。
タイタニック号沈没事故から学べることは、
・見栄や外見にとらわれず、本質的な問題に向き合う
・焦って行動せず、一度立ち止まり、再度計画を立て確実に進む
・過信をせず、目の前の現実を見つめ、冷静に判断する
・危険に対処できる準備をする
上記の事を思い出しながら、
常に安全作業、そしてより丁寧な仕事を目指していきます。
KS